ブラジルはオリンピック景気を生かせなかったのか?

オリンピックを行うにはその国と都市の財政を逼迫します。開催国のほとんどは先進国なので財政的には問題があまりなく、逆にそれを起爆剤にして好景気や特需が生まれることを念頭にしてビジネスを行っています。

 
競技場とかはある程度先進国ならすでに出来ているのでそれを活用すれば建設費用は抑えられます。

 

例えばすべての準備予算として1000億円かかったとして、オリンピック関連グッズを購入してもらって、現地の食べ物とかが売れるのでその相乗効果からすれば最低でもかかった予算の2倍経済効果として元が取れます。

 
発展途上国だとその建物の建設から入らないといけないのですごくお金がかかります。さらに治安の問題もあるので、そうなれば観光客や応援客の見込みもたたないので、効果は半減します。

 
つまり、開催するだけで赤字になってしまうこともあるのです。それが今のブラジルのリオオリンピックなのです。

 
確かにオリンピックが決まった頃、ブラジルは好景気に沸いていました。世界の投資家が「これは発展間違いなしだから投資して利益を得よう」と考えていたこともあって当時のブラジルにお金が集まりました。

 
そのお金があれば当然いろんなところに競技場を立てることができます。しかし、ブラジル政府は使い方を間違ったのかその資金を貧困層を救うことや教育のための資金に使用せず、ひたすら国家事業や競技場建設を優先したため後の失敗につながります。

 
2年前ほどから原油の価格が軒並み下落していて、ブラジルはその間接的影響を受けました。
ブラジルの売りはバイオエタノールという主にトウモロコシ原料とし、それを上手く加工した資源です。

 
原油安でそれで利益が取れなくなって、それを世界の投資家が見て「これはもうだめだな」と考え、資金を一気に引き上げてしまったので、オリンピック会場建設の遅れが生じたのです。

 
なぜか警察官などの一部公務員の給料の未払いなどもあり、この国の治安は悪化しています。
そう考えれば、ブラジルのオリンピックは経済的には失敗だったと結論づけて良いでしょう。

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